セ・リーグは、1位の巨人が2位・阪神を破って勢いに乗る3位のDeNAと対戦した。巨人の先発は“エース”の戸郷翔征(24歳)。今年2月に鈴木福が取材した時、戸郷翔征は「今年は優勝、日本一を目標に、いっぱい勝ちたい」と語っていた。その戸郷翔征は、初回から“打たせて取るピッチング”で3回までDeNAを無失点に抑える。しかし戸郷翔征は4回、DeNAの佐野恵太(29歳、CS打率4割超え)に先制のソロホームランを浴びてしまう。さらに戸郷翔征は7回、追加点のピンチを招き、ここで降板。一方、DeNAは、元メジャーリーグで5年ぶりにDeNAに復帰した筒香嘉智(32歳)を代打で起用。難しいボールを上手く弾き返した筒香嘉智のタイムリーヒットで追加点を挙げたDeNAが勝利し、1勝1敗としている。DeNA2−0巨人。きょう行われる第2戦の巨人の予告先発は、最多勝の菅野智之。・鈴木福は「1位と3位の戦いですけども今シーズンの僅差だからこそのこういう展開がある」などと述べた。