IKKOはスチュワーデス(現在はキャビンアテンダント)に憧れていたが、男ではなれないと知ると、女性をキレイにする仕事に就きたいと思い至った。幼少期、壮絶なイジメを受けていたが、美容の仕事を選んだことで生きる居場所を見いだせた。41歳の時、テレビ番組に初出演し、当時と比較するとLGBTQ+にとって生きやすくなったという。IKKOは「昔は嫌だったけど、経験したことがいつか素敵なことになると思うようにすると、あんまり嫌じゃないかもね」、「”好き”である仕事についてプライドを持っていくことがゆたかな人生になっていくんじゃないか」などと語った。そして、様々な偏見が少しでもはやく無くなり、好きな人に好きと言えるなど、色々なことが潤滑にまわる時代が到来することを願った。