藤井聡太八冠は、今回の叡王戦五番勝負ではタイトル戦で初の連敗を喫し角番に追い込まれた。相手は同じく21歳の伊藤匠七段。第4局は藤井八冠が勝利し、決着は第5局までもつれる。きのうの最終局は、序盤・中盤で伊藤七段が持ち時間の半分を使い切る一方、藤井八冠は3時間以上残し有利な展開が続く。77手目で藤井八冠は勝負に打って出た。伊藤七段が粘り、攻勢に転じる。9時間半の熱戦を伊藤匠七段が制した。藤井七冠の連続タイトル獲得記録は22期で止まり、八冠保持は254日で終わった。伊藤七段は、藤井七冠とは小学生時代からのライバルだった。当時の将棋大会で伊藤叡王は藤井七冠に勝ったが、先にプロ棋士としてデビューしたのは藤井七冠。伊藤叡王がプロになった2020年には二冠を獲得していた。
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URL: http://www.kasuikyo.com/
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