長野・松川町の山の中で松茸ハンターの松下さんと待ち合わせをした。松下さんは松茸を穫り続けて45年のスゴ腕松茸ハンター。松下さんの師匠・寺沢さんは84歳。2人に松茸が穫れる山奥まで車で案内してもらった。カゴとトンボの形をした蜂よけグッズ、熊よけの鈴を携えて斜面を進んだ。松茸は、アカマツの根に共生する松茸菌が栄養をもらって成長したシロが5年ほどかけて松茸になる。松下さんは製造会社の代表取締役会長で、松茸を穫っているのはお金のためではないという。松下さんは豊洲市場で1キロ7万円以上する松茸を6.5キロ収穫し、師匠やほか3名を合わせると合計20キロを収穫した。あたりは近年過疎化が進む地域。松下さんたちと集合した梅松苑は宿泊施設を併設した町興しで建てられた施設。以前は別の2社が運営していたが赤字続きで撤退。松下さんが名乗りを上げ、松茸を町の名産品としてアピールすることにした。
住所: 長野県下伊那郡松川町生田6009