きょうのギモンは、コメ 高騰続く”見通し調査”見直しも?をテーマに解説。小泉農水大臣はきょうコメの流通実態に把握ができなくなっていることが課題だとのべ、実態を明らかにするためにこれまでコメの在庫量などの調査を今後は外食・小売業者などにも広げる考えを示した。きのう発表されたスーパーでのコメの平均価格(5キロあたり)は、前週より値下がりし4176円と3週連続の値下がりとなっているがまだ高値は続いている状況。また、流通の実態把握に加え小泉大臣はきのう作況指数を廃止することを明らかにした。作況指数とは、1956年に農水省がコメのできを数値化したもので都道府県ごとに出されているものとそれを元にした全国平均があり、平年値を100とし、106以上であれば良いなど4段階で記されている。ただ、気候変動など過去の比較が実態にあっていないことが課題としてあげられている。ただ、夏の暑さが昔と違い冷夏になることより猛暑の影響が出ることがあり比較するにも傾向が大きく変わっており正確性が失われており、生産者の認識とのズレもあるという。そのため実態に即した調査を目指しコメが市場にあるのかを調査することで価格の安定につなげたいとしている。