きょうの三つ星は「夏の砂の上」。次の朝ドラヒロインに決定するなど今年の下半期注目の若手俳優・高石あかりさんが出演。主演・オダギリジョーさんをはじめ松たか子さん・満島ひかりさん・高橋文哉さんが共演し、感動を誘うストーリーが作られた。主人公は長崎で平凡な毎日を送る治。ある日、妹が自宅を訪れ「娘を預かってほしい」と頼み込む。その娘は17歳の優子。治は妻と別居中のため姪である優子と2人で暮らすことに。ギクシャクしながらも一緒に暮らす伯父と姪の奇妙な同居生活が描かれる。細田さんは「このちぐはぐな感じが凄く面白い」と話す。細田さんの注目ポイントは「揺れる17歳 感情の変化に三ツ星」。長崎に来て以来、治とは距離をおいていた優子だったが、あるとき治の過去を知ることに。それは幼い息子を事故で亡くしていたという悲しい出来事だった。静かに耳を傾けた優子。ギクシャクしていた2人の関係が少しずつ変化していく。細田さんは「最終的にたどり着くのは高石さんが演じた役の成長物語だと思う。今の17歳を体現している。オダギリさんと高石さんの会話は全部見た方がいい」と話す。