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「入り江の橋」 のテレビ露出情報

ベネチアの秘密を紹介する。ベネチア本島には車は一切入れない。公共交通機関は水上バスのみだ。ベネチアは干潟に杭を打って作られた街で、100を超える運河が張り巡らされている。橋の数は約400。橋には多くの秘密が隠されている。ハートの橋には、アルファベットのVとEが隠されており「ViVa!Vittorio Emanuele(国王万歳)」という意味がある。19世紀イタリア統一後の初代国王を讃えてかけた橋だという。欄干のない橋「キオード橋」は昔のままの姿を残す貴重な橋だ。地元の人が「口づけ橋」と呼ぶ橋は「入り江の橋」は、階段を上ると目の前には海が広がる。昔7人の姉妹が暮らす白い館があった。一番下の娘・マリーナは地味で目立たない存在だった。美女を目当てに館に出入りする男たちもマリーナを邪険にしていた。ある日、姉妹に人気のあったマッテオという男が原因不明の病気にかかり激ヤセしてしまう。マッテオはマリーナが呪いをかけたのだろうと恨み、館の前の橋を渡ろうとするとマリーナは橋の袂でお祈りをしていた。マッテオはようやく本当の愛に気付き、2人は結ばれ以来この橋は「奇跡の橋」と呼ばれるようになった。
ベネチアは無数の通りがある。通りの名物は、洗濯物だ。両側の建物をまたぐロープに洗濯物がぶら下がっている。ベネチアには水の上にも店がある。130年以上の歴史を誇るレストランでは、海の幸が満載な料理を楽しめる。ベネチアの街は分かりにくいためスマホをもっていても迷う人が続出する。ベネチアの通りは建物の中も通るトンネル「ソットポルテゴ」もある。あるソットポルテゴの中には聖母マリアの絵が飾られた祭壇がある。ベネチアではかつてペストが大流行し大勢の人が亡くなった。人々が聖母マリアの絵をここに飾るとペストは地面に吸い込まれて消えてしまったのだという。吸い込まれた痕は赤い石。今もベネチアの人々はここに花を捧げ健康を祈っている。
ベネチア本島北部のカナレージョ地区には、ラクダの彫刻が飾られた建物がある。昔、東の国に住む商人がベネチアで暮らさなければならなくなった。商人には故郷に愛する女性がいた。もし結婚してくれるならベネチアに来てラクダの家を探して欲しいと、商人はこの家にラクダの彫刻を刻み彼女がやってくるのをずっと待った。とうとう彼女はベネチアに来なかった。市民の語らいの場「カンポ」に必ずあるのはベネチア流の井戸。雨水を集めて濾過して溜めた貯水槽だ。広場には音楽の演奏もあればたくさんのお店もあって楽しさが溢れている。

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