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「入港ぜんざい」 のテレビ露出情報

洋上での任務が時には数カ月に及ぶとあって、各国とも“海軍メシ”には特段の配慮をしている。元海上自衛官・笹川平和財団上席フェロー・小原凡司氏によると、飲食の面で世界の海軍は2種類に分かれる。イギリス海軍型のウェットネイビー(濡れた海軍)は飲酒が可能。アメリカ海軍型のドライネイビー(乾いた海軍)は禁酒。イギリス海軍は歴史と伝統があり、飲酒が文化として認められている一方、アメリカ海軍型では飲酒で艦内の秩序が保たれなくなることを避けたとみられる。日本の旧海軍はイギリス式で飲酒可能だったが、現在の海上自衛隊はアメリカにならい禁酒。海上自衛隊の名物メニューは海軍カレーが有名だが、他に母港に帰る前夜に「入港ぜんざい」が乗員に振る舞われる。旧海軍時代からの習わしで、当時は高価だった砂糖と小豆で長期航海をねぎらい、ぜんざいと万歳をかけている。アメリカ海軍では母港帰還前夜は「ステーキナイト」と呼ばれ、ステーキが振る舞われる。2017年、フランス海軍と海上自衛隊が共同訓練をした際はフランスの強襲揚陸艦ミストラルの厨房で両国のシェフが一緒に料理し、フランス大使館のSNSに「厨房でも共同訓練が行なわれた」と投稿された。小原氏によると、バゲットのおいしさに驚くと「艦船にパン焼き窯がないと乗員の反乱が起きる」と言われたという。デーブ・スペクターは「何カ月も乗っていたら食べ物が一番の楽しみ」などとコメントした。

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