阿部一二三は人一倍やんちゃな少年だった。保育園の先生に「パワーが有り余っているから何かさせた方がいい」と勧められ、柔道を習い始めた。一二三を指導した少年柔道クラブの監督は「最初はどこにでもいる普通の子だった」と話す。試合に負けては泣いてばかりの一二三。そんな我が子を見た負けず嫌いの父は一二三と一緒にトレーニングを始めることにした。詩も5歳から柔道を始める。最初は楽しんでいただけ。父と兄のトレーニングの邪魔をしに行っていたという。
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