バイオディーゼル燃料は植物油や廃食油などから作るディーゼルエンジン用の燃料。CO2排出“実質ゼロ”でディーゼルエンジンに使う軽油の代替として実用化が進められている。バイオディーゼル燃料の実験を行う会社の社員は「走行距離で1000kmくらい乗ったが燃料も乗り心地とかエンジンの音とかも全く軽油と変わらずです」と話した。京都市では住民から使用済みの天ぷら油を集め一部市営バスなどに運用。全国油脂事業部協同組合連合会・塩見正人事務局長は「(使用済み油が)完全に足りてない」と話した。需要が高まり世界中で争奪戦。エコリオ・浦野由紀夫代表取締役は「新たにバイオディーゼル燃料を100万t生み出す」と話した。使い終わった食用油のリサイクルの機械を作る企業。目をつけたのは天ぷら油そのものではなく天かす。天麩羅はちまき・青木昌弘店主は「さらにここから車が動くっていうんですから本当にエコです」と話した。