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「全日本大学選手権」 のテレビ露出情報

バレーボール大学日本一を賭けた、全日本大学選手権が行われた。聴覚障害の選手と健常の選手がともに戦うチームが出場。京都産業大学女子バレーボール部、全日本インカレは去年ベスト16今年はそれより上を目指す。チームに聴覚障害の選手がおり、コミュニケーションは手話でも取るという。梅本沙也華選手と双子の姉の梅本綾也華選手、2人とも生まれた時から聴覚に障害があり補聴器をしても周りの音はかすかに聞こえる程度だという。4年生は全部で6人、歌の歌詞を手話で覚えるなどして絆を深めて来た。全日本インカレは6人が一緒に臨む最後に大会となる。キャプテンの高澤さんは、みんなで活躍して、最後に笑って終われたらいいと話した。
京産大女子バレーボール部、聴覚障害の選手と健常の選手がともに戦うチーム。2年前絆が壊れかけたことがあるという。聴覚障害のある2人の選手は、練習で自分たちだけ指示がわからないことが続き、チームに馴染めないと感じていたという。3週間後、同級生が伝えたのは手話だけでなく表情や手ぶりでも伝えるよう努力するということだった。キャプテンの高澤さんは、「気持ちのすれ違いとかも、うまく伝えられず起きてしまっていた。表情や動きでどういう気持ちなのか読み取らないといけなかったり、いちばんに気にかけてあげないとと思っていた」と話した。これに対し、梅本選手は「過ごしやすい環境に変えてくれるから、同級生の存在は大事だと学んだ」と話した。いつしか2人がムードメーカーとなり一体感が高まっていったという。
京産大女子バレーボール部、聴覚障害の選手と健常の選手がともに戦うチーム。先月の全日本インカレで、ベスト8進出をかけ試合に臨んだ。細かい指示は手話で伝え、視線を合わせ思いを共有した。試合は最終セットにもつれる接戦になったが、3-2で中京大に敗れベスト8進出は叶わなかった。最後は笑って終わりたいと話していた4年生たち。梅本選手たちは「最後までバレーを楽しむという目標は達成できた」「4年間の練習や試合を通して成長できたと思う」と話し笑顔で大会を終えた。

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