日本製鉄 労組執行部と会談。はじめに日本製鉄はUSスチールの買収に反対する労働組合の執行部と会談して改めて理解を求めた。日本製鉄は買収計画に一貫して反対している米国のUSW(全米鉄鋼労働組合)の執行部と先月会談し、きのうその内容を明らかにした。それによると組合の執行部が買収が実現すれば生産拠点が移管されるおそれがあると懸念を示したのに対し、会社側は現地の製鉄所に投資を行い、休止や閉鎖は行わないと改めて説明したということ。日本製鉄は年内の買収完了を目指していて、今月下旬にも期限を迎えるとされる米国政府の委員会の審査の結果が注目される。