去年は4大大会で2冠を獲得した世界ランキング2位の小田。シングルス初戦、初優勝を狙う小田は普段ダブルスを組んでいる三木拓也との日本人対決に臨む。小田は三木のショットに大きく動かされるがしっかり対応すると、2バウンド以内に打ち返さなければならないボールを強烈なバックハンドでポイントを奪う。すると今度はサーブ&レシーブで相手を動かし、最後はネット前にドロップショット。第1セットを先取する。第2セットも主導権を握ったのは小田だった。三木のサーブに体制を崩されるも力強くホイールをこいで立て直すと、最後は強烈なスマッシュを決める。ストレート勝ちでパラリンピックイヤー好スタートを切った。(小田凱人2-0三木拓也)