バイクを運転していた95歳男性が事故で搬送されてきた。そのとき患者の容態が急変。どうやら肺の周りに水が血が溜まっているとのこと。肋骨の間から直接管を挿入し、溜まった体液を抜き出す。もともと高齢だったため胸水が溜まっていたそうで、患者の呼吸は回復。高齢者ならではのトラブルを見事に回避した。しかし全身のCT検査で事故を起こす前なのか定かではないが、95歳男性は脳出血を発症していたことが分かった。程なくなくして緊急手術がスタート。頭蓋骨に穴をあけ、血液を抜いていく。2時間後、手術は無事終了。95歳男性は命の危機を脱したが現在も治療は続いている。
年間約2万もの患者を受け入れる「八戸市立市民病院 救命救急センター」。そんな救急医の虎の穴に飛び込んだ新米ドクターがいる。今年4月から研修医として働く松井美緒医師だ。小児科・産婦人科といった周産期系を目指しているとのこと。そんな松井先生がこのあと謎の症状に悩む患者を助け出す。それはある日の午前8時に起きた。
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