秋田県の伝統工芸品としても有名な曲げわっぱを、材料・製作を東京でも行っている。職人の三澤正孝さんは、東京産の曲げわっぱを広め、地域の名物にしようと情熱を注いでいる。三澤さんは8年前に脱サラをして家具などを作って言える。試行錯誤を繰り返し、製品化までに3年かかった。すべての校庭を一人で作業している。型染め職人の山崎香さんは、染め技術を使って曲げわっぱにデザインを施したいと申し出て、タッグを組むことになった。三澤さんは、「地域の人と関わりながら、東京・八王子を世界に普及できれば」と話す。今後、三澤さんは八王子のグラフィックアーティストと一緒に新たな曲げわっぱの開発に挑みたいと話している。