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「公共ロジスティクス」 のテレビ露出情報

東京・板橋区にある倉庫。トラックがひっきりなしに入り、倉庫内では荷下ろしのためのフォークリフトが忙しなく動き回る。届いた荷物が保管されているのが、マイナス20℃の冷凍倉庫。こちらの冷凍倉庫、今は8割ほど埋まっている状況だが、年末になるとクリスマスケーキやおせちが入り、120%まで埋まるという。冷凍食品の人気は年々高まり、倉庫に占める割合も増加している。このほかにもコンビニ各社がコーヒー用の氷入りカップの在庫を積み上げていることや、去年の猛暑を受け、アイスクリームメーカーが今年もさらに販売が伸びるとみて増産していることも冷凍倉庫がひっ迫する理由とみられ、今年3月の大都市圏のひっ迫率はほぼ満杯の状況。今後このひっ迫の度合いはさらに深刻になるという。理由は老朽化した冷凍倉庫の建て替え。全国の冷凍倉庫の約3割が築40年を超えていて、今後建て替えや施設更新のため保管できる倉庫が一時的に減ることが予想されている。こうした冷凍倉庫のひっ迫をビジネスチャンスととらえ参入しているのが不動産デベロッパー。日本GLPは神奈川県に国内最大級となる施設を建設中で、投資額は2000億円規模を想定している。また三井不動産も2030年までに1000億円規模の投資を目指すとしている。冷凍倉庫に新規参入した不動産デベロッパーの一つが霞ヶ関キャピタル。2027年までに2000億円の投資を行い、冷凍や冷蔵倉庫を主要都市を中心に展開する計画。過酷な環境のため、人手不足が深刻な冷凍倉庫業界。どのように解決するのか。

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