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「公園まちづくり制度」 のテレビ露出情報

去年3月に始まった神宮外苑の再開発。事業者に名を連ねているのは三井不動産などの4社。なぜ再開発が必要なのか、なぜ高層ビルが?などの疑問を明らかにしようとNHKでは2年にわたりインタビューの交渉を続けてきた。今回初めて事業者側がカメラの前で取材に応じた。事業者代表の三井不動産 取締役 専務執行役員 鈴木眞吾さんは「すばらしい今の外苑 これを将来に渡って将来にふさわしい形にさせていただいて 次の100年につないでいくと」「我々としてのこの開発における意味 大義」と語る。再開発が進められているのは主に明治神宮の土地。神宮球場とラグビー場はそれぞれ位置を変えて建て替えるなど、一帯を大きく作り変える計画。イチョウ並木は保全するとしている。なぜ再開発が必要なのかを聞くと鈴木眞吾さんは「明治神宮におかれてはもともと内苑の緑を守るということが非常に重要なひとつの目的」と明治神宮の意向に言及。維持管理費の多くを外苑の収益で賄っている。最大の収益源が神宮球場。老朽化が進んでいて安定的に収益を得るためには再開発が必要だと考えたという。
なぜ高層ビルが必要なのか。今回の計画で疑問の声が上がっているのが新たに建てられる3棟の高層ビル。先週、外苑では再開発に反対していた坂本龍一さんの一周忌を偲ぶ集会が開かれていた。これまで事業者は高層化が必要な理由について、オフィス、商業、ホテル等の用途を前提とした高度利用を図り、一体的に市街地再開発事業を推進するなどと説明し、その詳細は説明してこなかった。番組では高層ビルの建設が計画の根幹にある資料を入手した。事業費は、保留床処分金で賄うことが記されていた。三井不動産 取締役 専務執行役員 鈴木眞吾さんは「今回の事業においては公的な資金、補助金みたいなものはない形でこの事業を成立させるというふうに計画してございます」などと説明する。
なぜ公園に高層ビルが。約100年前全国からの寄付や献木、勤労奉仕によって整備された神宮外苑。その後都市計画公園に指定され、70年近く開発が制限されてきた。2013年に作成された資料には、高層ビルの建設の候補地が5カ所記されていた。しかしこの時点で公園による規制がなく高層ビルが建てられる土地は一つだけだった。関係者は、この場所だけではビル1棟だけしか立てられず事業全体の費用を賄うことが出来ず課題だったと証言した。ところが具体化した計画では公園区域内に2棟のビルが建設されることになっていた。井不動産 取締役 専務執行役員 鈴木眞吾さんは「公園まちづくり制度という制度がある中で今回の開発が可能ではないかと考えて計画の提案をさせていただいて今回に至っているという認識」だと説明した。公園まちづくり制度は、都が公園として活用しきれていない未共用と言われるエリアを整備するために作ったもので、公園の区域から外し従来は作れなかった高層ビルの建設を可能にする。東京都 都市整備局 都市づくり政策部長の山崎弘人さんは、民間開発を誘導していくことによって当然室の高い民間プロジェクトも期待できますし、公園そのものではないんですけれども公園的な質の高い緑地空間も整備してもらおうと考えた、と説明する。しかし整備の根拠となる未共用の区域が秩父宮ラグビー場だったため、今回の再開発に適用したことは都議会でも議論を呼んでいる。なぜこの場所が未共用なのか。山崎弘人さんは「現地に行かれれば秩父宮ラグビー場は周囲をフェンスで囲われていて、試合があるときなどは当然出入りできるのかもしれませんけれども、常時自由に出入りできる状況ではない」などと語った。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年4月5日放送 19:30 - 19:57 NHK総合
首都圏情報 ネタドリ!(首都圏情報 ネタドリ!)
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