中国の裁判所、検察、公安省などは21日、連名で台湾独立派による「国家分裂行為」の処罰に関する司法手続きの指針を施行したと発表した。国家の主権を守ることを目的に「武力を用いて独立を求める」などの行為を法律に基づいて厳しく罰するため、指針を定めたとしている。指針は裁判手続きや量刑の基準について規定していて、国家や国民に対して特に深刻な危害を加えた場合は死刑を適用することができると明記している。中国政府は5月に台湾で頼清徳総統が就任して以降、台湾を包囲する軍事演習を実施するなど圧力をかける姿勢を鮮明にしている。中国のSNSの映像。中国軍が公開した動画。