公立はこだて未来大学には多くの水産関係者が殺到している先生がいる。副学長の和田雅昭先生が研究しているのはマリンITという分野。水産業を対象にしていて獲る漁業を専門的に行っていて、情報通信技術を使いながら生産性を高めたら資源管理に応用してもらうといった活動をしているという。その前はプログラマーで民間企業で行っていたというが東和電機製作所に勤務。しかし函館の養殖ホタテが死んでしまうことがあり、当時は海が変化するという感覚が漁師にはあまりなかったという。新聞で海水の異常の記事があったが、漁師は自覚がなかったという。海に魚がいなければ機械があってもとれない。今なんとかしないと大変なことになると漁師に海のことを伝えたいと思ったが民間企業では、それが難しいと感じたという。学生は皆マリンITに興味がある生徒ばかり。中には漁師を目指している学生もいた。マリンITを学ぶ生徒たちは松前町へ。