フィギュアスケートを不安なく続けるために卵子凍結を行った、北京五輪銅メダリストの小松原美里さん。否定的な意見もあるなか、卵子凍結の決意を強くする理由となったのが、女性は卵子の数が減る一方で、血液検査でどのくらい残っているかがわかり、小松原さんは0.76で閉経間近の値だったという。小松原さんにとって卵子凍結はメリットの多い決断だったという。将来への不安が解消されたことで、より一層競技に打ち込みながら2026年の冬季五輪を目指している。卵子凍結は、一般女性の卵子凍結も増加しているという。卵子凍結の費用は平均30万円以上。さらに保管費用が毎年数万円かかる。10月からは東京都で助成制度が開始し、さらなる関心を集めている。小松原美里さんは今回の決断で、より自分の中の声に真摯に向き合ったという。御守りみたいな感じで安心感は増えたという。経験を元に正しい情報を知ってほしいということで、自らSNSで発信したという。