ここまで、1988年放送「NHK特集 どんなご縁で ~ある老作家夫婦の愛と死~」を再放送。認知症の家族を持つにしおかは「認知症に差別的だった当時、認知症の妻について書いたことがすごい」などコメント。番組放送当時は「認知症」という言葉がなく、介護保険制度もなかった。令和4年度の段階で、軽度でも認知症の症状を持つ人は1000万人超。にしおかは家族の介護が辛かった当時、高いランチを食べるなど息抜きを欠かさずやっていた。そのころ、母から「来年はもっとひどくなる」「それでも勘弁してちょうだい」「迷惑かけます ごめんなさい」との手紙をもらうなど、しっかりしている一面もあったという。このことから、「その人を見てリスペクトすることが大事」「認知症について知るよりも その人について知ることが大事」など話した。