米国のトランプ大統領は25日の演説で、WHOからの脱退について言及し、米国より人口の多い中国が「年間3900万ドルしか支払っていない」と資金拠出の割合を批判した。その上で、米国の分担金が中国並みに引き下げられれば、再び加盟を検討する考えを示した。また、トランプ氏は演説で「大統領を1度だけでなく2度、3度、4度と務めることになれば人生で最大の名誉となる」と述べて、憲法で禁止されている3期目の大統領就任に触れた冗談を飛ばした。連邦議会では、共和党議員が「3選」を可能とする憲法改正決議案を提出している。