生ごみを堆肥に変える事業を進める共和化工の松澤泰宏さん・中村規代典さんがフィリピン・マニラを訪ねた。川には大量の発泡スチロールやペットボトルが浮かび、住宅街はごみで溢れている。フィリピンは深刻なごみ問題を抱えている。フィリピンでは廃棄物の焼却処理は禁止。野ざらしの処分場が点在していた。政府は方針を転換し、335か所を閉鎖。埋め立て処分場の建設を進めているがマニラ湾に押し寄せるゴミは増えている。フィリピンはごみが出ても埋めるだけの対応をしてきた。急速な経済発展にインフラの整備が追い付いていない。気味処理問題は、今直面している課題。この現状を日本の技術で解決しようと奮闘する人たちの姿を追った。