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「兵庫県立図書館」 のテレビ露出情報

原爆投下の訓練のため、全国各地に落とされた模擬原爆(通称:パンプキン)。愛知県では8発が落とされた。春日井の戦争を記録する会・金子力代表はパンプキンの存在を突き止めた1人で、その発見は偶然だったと話す。疑問に思った金子さんはアメリカ軍の資料を調べていった。原爆を投下する特別部隊の活動日程などが記載された出撃表と地図には爆弾が落とされた地名と二重の枠で囲まれた広島と長崎の文字。各地に投下されたパンプキンは未だに着弾地点が不明な場所もあり、神戸大学大学院・西岡孔貴さんは全容解明に力を注いでいる。兵庫・神戸市、徳島、福島・いわき市の3発は着弾地点の記録がなく、西岡さんは兵庫・神戸市の一発を研究している。原爆に紐づく被害は広島、長崎だけではないことを知ったため。現地調査も行っている。戦後の航空写真などをヒントに神戸市内の山を調べたところ、複数の金属片を発見。成分分析の結果は通常の爆弾。着弾地点の特定は容易ではない。文献、新聞などあらゆる資料に目を通す。空襲の証言や記事野中にパンプキンの情報が埋もれていないか、爆撃機の動きなどの情報を地道に拾っていく。その積み重ねが着弾地点の特定につながると考えている。80年前、パンプキンの被害を目の当たりにした87歳の女性は「実験みたいなものを自分の住んでいる近くで落とされたことが本当に腹立たしい」とコメント。
住所: 兵庫県明石市明石公園1-27
URL: http://www.library.pref.hyogo.jp/

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