続投への意欲を示し続けてきた斎藤知事。理由の1つとして挙げているのが、Z世代など若者への支援。重点施策の1つとして、県立学校で部活動の備品購入を生徒が決められる事業などを開始。兵庫・神戸市の兵庫県立神戸北高校では、楽器に加えバレーボールの支柱を新たに購入。さらに斎藤知事は県内に住む人を対象に、県立大学の入学金や授業料の無償化を打ち出し、段階的に施策を進めてきた。兵庫県立大学社会情報科学部・藤江哲也学部長は「非常にインパクトが大きい制度。これが受験の決め手になった人もかなりいる」と話す。今後も無償化は続くのか、学生からは不安の声が聞かれた。