下北沢成徳高校の荻野明花さんの練習に密着。膝の故障で離脱した後藤ビビアン愛音選手の代わりにレギュラー入りした明花さんがスタメン入り。明花さんの武器その1は高い打点から打ち込むスパイクで、もう一つの武器が明るさ。そんな彼女が磨いている技術がブロックを使ってスパイクを決め切るブロックアウトだという。インターハイ20日前、この日行われていたのはレシーブ練習。サーブで狙われやすいのがアタッカーで、アタッカーが強力なサーブをレシーブすると体勢を崩して強烈なスパイクが打ちづらくなるため明花さんの課題となっている。重圧を経験してきた六代目ミラ☆モンであるイェーモン・ミャさんは「今できることを全力でやり続ける。練習あるのみです」と話した。大会1週間前に行われた成果を試す練習試合ではヴィクトリーナ姫路と対戦し、明花さんは1試合で12得点の活躍をみせた。そして迎えたインターハイ当日。下北沢成徳は決勝トーナメント2回戦からの出場となり、その2回戦を勝ち上がり3回戦へ進んだ。相手は大阪府代表の金蘭会。