絶頂期だった日産はその後、経営難に陥っていく。国沢によると「70〜90年代は日産の黄金期。『スカイライン』『フェアレディZ』など若者たちの圧倒的な支持を受けていた」と指摘。バブル期(1980年代後半)は高級車「シーマ」を発売し、中高年層を中心に爆発的な人機となり、「シーマ現象」としてバブル経済の象徴だった。1999年にカルロス・ゴーン氏が日産にやってきた時には負債額が2兆円を超えていて、井上によると「バブル崩壊前にシーマが売れすぎたことで、構造改革が遅れてしまった」と指摘。さらに2018年12月、カルロス・ゴーン氏が特別背任などで起訴され、保釈中にレバノンに逃亡。以降は日産は経営難に陥っている。
井上は日産は技術はあるがそれを金にするのが下手な会社で稼げる商品がなかったが、バブルにシーマが売れてしまったことで会社の病気が見えなくなってしまい、バブル後に進行していた病気によって経営危機に陥ってしまったなどと話した。国沢はカルロス・ゴーン氏が一時会社を立ち直らせたが、失脚後に内部の権力争いが始まり、現社長になってからの5年間で販売台数を150万台落としているなどと話した。自動車は100年に一度の変革期とも言われていて、インターネットとつなぐコネクティッドや自動運転などの頭文字を取って「CASE時代」に突入。井上によると自動車は今や家電になったとのこと。ホンダと日産の統合の背景を紹介。さらに8月には三菱自動車が合流することも明らかになっている。
井上は日産は技術はあるがそれを金にするのが下手な会社で稼げる商品がなかったが、バブルにシーマが売れてしまったことで会社の病気が見えなくなってしまい、バブル後に進行していた病気によって経営危機に陥ってしまったなどと話した。国沢はカルロス・ゴーン氏が一時会社を立ち直らせたが、失脚後に内部の権力争いが始まり、現社長になってからの5年間で販売台数を150万台落としているなどと話した。自動車は100年に一度の変革期とも言われていて、インターネットとつなぐコネクティッドや自動運転などの頭文字を取って「CASE時代」に突入。井上によると自動車は今や家電になったとのこと。ホンダと日産の統合の背景を紹介。さらに8月には三菱自動車が合流することも明らかになっている。