TVでた蔵トップ>> キーワード

「円山応挙」 のテレビ露出情報

ブリヂストンの創業者・石橋正二郎が集めた石橋財団のコレクションを礎に約3000点の美術作品を所蔵するアーティゾン美術館。現在行われているのが作品が見てきた景色をたどる体感ができる展覧会。”空間と作品”展は美術館に並ぶまでに受け継がれてきた作品の背景をうかがう展覧会。名作144点を新たな視点で鑑賞することができる。今回は名画3点の知られざる背景に迫る。 
まずは雪舟の作品について。四季山水図は重要文化財にも指定されている作品。細部を見ると東屋が描かれ、人がくつろいでいる様子もわかる。また、梅や桃の花を描くことで春を表している。四季山水図は通常より作品の裂が大きいのが特徴。立派な大名屋敷に映える絵として扱われていたのが掛け軸の仕立てから想像できるという。
次に印象派の巨匠と言われるクロード・モネの作品について。「黄昏、ヴェネツィア」はヴェネツィアで海に浮かぶ教会の夕景を描いた作品。モネのアトリエには画家やコレクターなど日本人もたくさん訪れていて、その中の1人に黒木三次がおり、黒木は妻を伴いアトリエを訪れていたが、モネが日本に興味を持っていたこともあり、妻は着物でアトリエを訪れていたという。黒木が「黄昏、ヴェネツィア」を気に入り、モネに譲ってほしいと頼んだところ、断られている。それでもその絵がほしいと妻からもモネにおねだりしたという。黒木の妻がいなかったら、この作品は日本に今ないかもしれないと言われていた。
このコーナーには日本人のコレクターたちが海外から作品を集めたものを展示。そういう時代があったからこそ、今美術館で作品を見ることができる。そういう背景を知ってもらいたいと美術館スタッフは語った。最後に円山応挙の作品を紹介。円山応挙は日本写生画の祖と呼ばれ、緻密な筆遣いで江戸時代に人気となった。日本家屋のような横からの外光をイメージした展示空間になっている。江戸時代の人が楽しんでいた環境を再現する形になっている。現在は裏面を展示中。アーティゾン美術館で行われている「空間と作品」展は10月14日まで。  

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年6月25日放送 6:00 - 6:30 NHK総合
NHKニュース おはよう日本イラスト解説 ここに注目
伊藤若冲と円山応挙による合作屏風が初公開された。大阪中之島美術館で始まった「日本美術の鉱脈展」での展示で、若冲の「竹鶏図屏風」、応挙の「梅鯉図屏風」。明治学院大学の山下裕二教授が、それぞれ1席ずつ手掛けたと判断した。2人は同時代に活躍。接点を示す資料は残っていなかった。今回の出品が研究の第一歩になるか。

2025年5月14日放送 9:55 - 10:25 テレビ朝日
じゅん散歩(じゅん散歩)
高田純次は徳願寺を訪れた。江戸時代初め頃に開基したお寺には宮本武蔵が全国行脚の途中で逗留したとの伝説がある。だるま絵図のほか書もおさめられている。

2025年4月21日放送 0:25 - 0:56 NHK総合
熱談プレイバック(オープニング)
講談師・神田阿久鯉が、マンガの神様と謳われた手塚治虫の生涯を語る。

2025年4月8日放送 20:54 - 21:54 テレビ東京
開運!なんでも鑑定団出張!なんでも鑑定団
保育園の園長を務める畠中智美さんのお宝は円山応挙の掛軸。託児所として使っていた自宅を建て替えようと荷物を整理すると見つかったのだという。予想は74万円だったが、評価額は3万円だった。安河内眞美さんは中国の王様に可愛がられていた子供が王の枕をまたいでしまい、罰で山奥に流されたものの菊の葉の梅雨を飲んで不老不死の命を得たという「菊慈童」という物語が題材ではないか[…続きを読む]

2025年3月29日放送 0:50 - 1:50 NHK総合
THE 陰翳礼讃 谷崎潤一郎が愛した美(THE 陰翳礼讃 谷崎潤一郎が愛した美)
陰翳礼讃は現代の建築家にも影響を与えている。若い頃に陰翳礼讃を読んだという安藤忠雄は、自然とともに生きるのが日本の美意識で暗さも明るさも両方なければいけない、明るくて天井の高い近代建築には心の宿る場所がない、住まいは精神が住むところで精神の豊かさは陰影にあると話した。谷崎は床の間の美しさを、土壁や掛け軸との調和にあると説いている。円山応挙「驟雨江村図」の掛け[…続きを読む]

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.