国連の気候変動対策の会議「COP29」の開催を前に、開催国・アゼルバイジャンのアミルバヨフ大統領特別代表が来日してNHKの取材に応じた。アミルバヨフ氏は「COP29では気候変動対策をするための資金が最も重要な議題になる」などと述べて途上国への支援を進めることに意欲を示した。また産油国であるアゼルバイジャンが20230年までに国内の総発電量に占める再生可能エネルギーの割合を30%にまで引き上げる方針を掲げていることを念頭に、「議長国になるということは再生可能エネルギーへの移行を進める用意があるという強い政治的意志を示したものだ」と述べ、その意義を強調した。