新年祝賀会に出席した企業トップに書いてもらったことしの焦点。えとにちなんで、脱皮や、変化、上昇気流など、未来に向けたことばを掲げる企業も目立った。今回取材した2人にもキーワードを聞いた。冨山さんは「分岐点」「今は長引く物価高を、生産性と賃金の上昇で乗り越えられるかの分岐点にあり、これまでの昭和や平成の発想をアップデートできるかが鍵になる」と話していた。金属加工会社・浜野さんは「共創」「今後も下請けにとどまらず、業界や業種を超えた連携で、新たな製品を作っていくことが、賃上げへの道筋になる」と話していた。2025年、各企業がどのように自社の価値に気付き、その可能性を引き出すことができるのか、ポイントになりそう。