英国・ロンドンの日本文化の発信拠点「ジャパンハウス」で食品サンプルの展示会がはじまった。食品サンプルはヨーロッパではほとんど知られていない。食品サンプルは1923年11月1日に白木屋日本橋本店に陳列されたのがきっかけ。東京・台東区・合羽橋にある食品サンプルの店「元祖食品サンプル屋」は、外国人観光客に人気。和食や洋食、スイーツまで常時、400アイテムがそろっている。三角定規、鉛筆キャップ、ペン立てとして使える食品サンプルもある。元祖食品サンプル屋・佐藤香央里店長は「手に取ってもらえ、雑貨として使ってもらえるようになり、海外の客に身に着けてもらえるようになった」と語った。最近特に人気なのが食品サンプルの制作体験。きのうは米国からハネムーンで訪れた夫婦が参加。製作体験には月に300人ほどの外国人観光客が参加。