中部電力は、静岡県にある浜岡原発の3号機と4号機の再稼働に向けた審査で、耐震設計の目安となる基準地震動に関して意図的にデータを選定するなど不正な処理をしていたことが明らかになった。今日はこの問題が明らかになってから初めてとなる株主総会が名古屋市で開かれ、会場には300人余りの株主が出席した。総会では林社長が今回の問題について陳謝した上で、再発防止に向けて全社をあげて取り組むなどと説明した。議案の採決が行われ、会社側が提出した取締役の選任案が可決されて勝野会長と林社長の再任が決まった。一方で今回の問題を受けて株主が出した2人の取締役解任を求める提案は否決された。取締役の選任をめぐっては、投資家に賛否を助言する大手企業の「ISS」が勝野会長と林社長の再任に反対を推奨していたが、採決の結果2人は株主からの信任を得た形で、株主総会は2時間余りで終了した。
