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「包ま守るもの」 のテレビ露出情報

娘に先立たれた後、両親は保護犬を飼い始めた。大崎さんは京都市立芸術大学の1年目から異彩を放ち、周囲から持て囃されていた一方、法貴信也教授に「静物画が描けません」と相談するなど、絵に悩んでいた。同期生だった花田洋子さんは京都市長賞に輝いた大崎さんが絵を描けないと懊悩していた時期を知っていて、体調が芳しくない日も多かったという。美術道具を見ると大崎さんの姿が思い出され、今も辛いという。法貴教授のもと、大崎さんは小さなスケッチから始め、試作を繰り返した。菜の花に囲まれたユンボの絵を何枚も描き続け、そのうちの1枚を京都銀行が買い上げた。そして、一回り大きいサイズの作品制作に取り掛かり、SNSに完成を報告。その日は18年2月8日、大崎さんが急逝した日だった。

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