世界最大の日系人社会のある南米・ブラジルのサンパウロで、年の瀬の恒例となっている「紅白歌合戦」と名付けられたイベントが開催され、幅広い年齢層の参加者が練習を重ねてきた日本語の歌を披露した。日本の歌や文化を受け継いでいこうと、日系人を中心とした団体が開催している。26回目となることしは5歳から80歳代までの計64組が出場し、趣向を凝らした衣装や練習を重ねてきた自慢の歌声を披露した。北島三郎さんのヒット曲「北の漁場」を披露した森田ユージさんは、「郷愁など演歌に込められた思いが刺さるので、日本の歌が好き」と話していた。