1990年代初頭、北センチネル島へ撮影クルーが向かった。島からは先住民とみられる人々が次々と姿を現したがすぐに森の中へと消えた。かつてはこのあたりの他の民族が西洋文明の影響で文化・言語が変化したこともあったという。そんな北センチネル島の住民にキリスト教を伝道しようと度々アンダマン諸島を訪れていたアメリカ人のジョンは地元の人ともよく交流し積極的にコミュニケーションをとっていた。2018年11月14日、ジョンは先住民に警戒されないよう漁師に扮し北センチネル島へ向かった。恐れも抱きながらも先住民たちが心を開いてくれると信じていたジョンは聖書を読んで聞かせたが矢で応戦され引き返すことに。手記には「休んでからもう一度向かってみる」と記されていた。