- 出演者
- 所ジョージ ビートたけし 岩田絵里奈 北山宏光 藤井貴彦 中岡創一(ロッチ) コカドケンタロウ(ロッチ) 松村沙友理 當真あみ
大自然の不思議&ちょっと笑える映像を紹介した。
ゲストの紹介。ロッチはビートたけしからのイタズラを受けた。
日々、経済成長が進むアフリカではサバンナで動物と人がすぐ近くに暮らしている。その影響で人々の暮らしが大きく変わり始めた。近年、ケニアでは次々と町の道路が整備され、人口は約60年で6倍近くに増加した。野生動物と人間のトラブルが大幅に増えている。中でもゾウによる被害は深刻だ。ケニアでは野生動物に手を出すことは許されてない。野生動物を殺してしまった場合、厳罰に処されてしまう。かつて密猟者からゾウを守っていたレンジャーは今や、住民とゾウの衝突を防ぐのに大忙しだ。そんな中、ケニアである生き物を使った画期的なゾウ対策が誕生。
ゾウにミツバチの羽の音を聞かせると逃げた。ミツバチはゾウの硬い皮膚じゃなくて目や口を狙って攻撃する習性がある。一度刺したミツバチはフェロモンを放出するため、そのにおいに引き寄せられた仲間のミツバチたちが次々同じ箇所を攻撃する。今では養蜂業が盛んに行われている。
ケニアの先住民マサイとライオンの関係も大きく変わりつつある。マサイの男たちは名誉のためライオンを殺していたが今ではライオン狩りはコンプラ違反。一部のマサイの人たちは方針を大転換。村の近くのライオンにはGPS付きの首輪が着けられているものもいて、ライオンの現在地を家畜の持ち主に伝えて被害を最小限に抑えている。これによりマサイの人たちは自然保護団体から給料をもらっている。
ナミビアではかつてない水不足に襲われている。それとともに先住民ヒンバの人々の暮らしも大きく変わった。気温約40℃の中、1時間以上歩き続けて水汲みをしていた。水場まで来られない人のために水のデリバリーが。水不足で食料となる作物も育たないのでヒンバの女性たちはスーパーマーケットに向かった。
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深刻な水不足でヒンバの女性たちが向かったのはスーパーマーケット。むらい戻ると買ってきたバターを溶かし石の粉と混ぜ始めた。体や髪に塗る先祖代々伝わる化粧品「オカ」を作っている。いつもは家畜のミルクで作っているが、水不足によりミルクが出ずバターで代用。
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プロサーファーのベサニー・ハミルトンは片方の腕がない。1990年、ハワイ・カウアイ島でベサニーは生まれた。幼いころからサーフィンに夢中になっていった。ベサニーにとってかけがえのない存在だったのが親友のアラナ。ベサニーは実力を伸ばし、地元の大会で結果を出していった。全米学生選手権でも13歳にして優勝した。だがその4か月後、ベサニーはイタチザメに噛まれ、大量出血で生命の危機に。なんとか一命をとりとめたものの、ベサニーは左腕を失ってしまった。事故から6日後、ベサニーは波に乗りたいと言い、1か月で海に戻ってきた。
事故から1か月後、ベサニーは海に戻ってきた。しばらくするとコツを掴み波に乗れるようになった。ベサニーは家でも何事も自分の力でこなそうと頑張っていた。毎日のように海に通い、サーフィンの勘を取り戻していった。ベサニーはサーフィンの大会でもう一度優勝したいと言った。大会が行われるような海は波が大きいため、ボードごと水中に潜って波をかわしながら沖へ出なければならないが、片腕のベサニーにはボードをつかんだまま潜るのが難しかった。そこで父親のトムはサーフボードを改造して取っ手をつけた。こうしてベサニーは全米学生選手権に再び出場した。ベサニーは優勝した。ベサニーは一躍人気者になったが、マスコミのしごとに時間を取られサーフィンの練習がおろそかになっていた。彼女の心の支えとなったのが恋人アダムだった。結婚して子どもを授かったベサニーはサーフィンを続けた。ベサニーは世界大会で3位に。
小湊鉄道飯給駅のトイレなど自然と一体化したふしぎな施設を紹介。
アフリカ・クルーガー国立公園ではゾウが酔っぱらっていた。動物はアルコール発酵したモノをたくさん食べると酔っぱらうことがある。このゾウが食べていたのはマルーラという果実。ゾウはアルコールを分解する酵素を持っていないため、発酵した果実をいくつか食べただけでまともに歩くことができない。
ネコが奇妙な行動をとるのは何かを摂取したからではない。ネコは脳内でβ-エンドルフィンという幸福感を伝えるホルモンを分泌し、気持ちよくなっている。その幸せホルモンを分泌させやすいのがマタタビやイヌハッカなどの植物。においの成分が嗅覚を刺激してぐにゃぐにゃになる。他のネコ科ににおいの成分を嗅がせてもぐにゃぐにゃになることがある。
イルカはふぐの毒で気持ちよくなる。ふぐで長く遊べば遊ぶほど、毒の影響でどんどんハイになるが、度が過ぎでば死に至ることも。イルカはそれをわかっていて、ギリギリのところで楽しんでいるらしい。
マレーシアのブルタムヤシから出る蜜は甘いにおいをまき散らし、アルコール度数は約3.8%。それを目当てに生き物たちが集まってくる。常連客なのがリスに似た小動物ツパイ。人間に換算すると1日にワイングラス約9杯分のワインを飲んでいるという。ツパイが酔っぱらうことはない。
コカドは中岡にふぐの毒を試してみてと言った。