事故から1か月後、ベサニーは海に戻ってきた。しばらくするとコツを掴み波に乗れるようになった。ベサニーは家でも何事も自分の力でこなそうと頑張っていた。毎日のように海に通い、サーフィンの勘を取り戻していった。ベサニーはサーフィンの大会でもう一度優勝したいと言った。大会が行われるような海は波が大きいため、ボードごと水中に潜って波をかわしながら沖へ出なければならないが、片腕のベサニーにはボードをつかんだまま潜るのが難しかった。そこで父親のトムはサーフボードを改造して取っ手をつけた。こうしてベサニーは全米学生選手権に再び出場した。ベサニーは優勝した。ベサニーは一躍人気者になったが、マスコミのしごとに時間を取られサーフィンの練習がおろそかになっていた。彼女の心の支えとなったのが恋人アダムだった。結婚して子どもを授かったベサニーはサーフィンを続けた。ベサニーは世界大会で3位に。