選挙の仕組みを見学ぶ出前授業は北九州市選挙管理委員会が八幡東区の枝光小学校で行い、6年生約30人が参加した。はじめに選挙管理委員会の担当者が「選挙は自分に代わって意見を社会に反映してくれる人を選ぶ役割があること」「18歳になると投票権を得ること」などを説明した。その後、給食大臣を選ぶ架空の選挙が行われ、児童たちは事前に撮影された候補者たちの演説を聞いて実際の選挙で使う投票用紙に候補者の名前を書いて一票を投じたり、開票作業を体験したりした。北九州市選挙管理委員会によると今年1月の市議会議員選挙では20代の投票率が23.36％と最も低く、若い世代への啓発の取り組みがさらに重要性を増してきているという。