- 出演者
- 田代杏子 小山径 坂下恵理
福岡の映像を背景に全国の気象情報を伝えた。
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- 福岡県
7年前4年前の豪雨の際、川に排水ができなくなり雨水が溢れた竹原市の住宅地で新たなポンプ場が完成し、きょう記念の式典が開かれた。式典では実際にポンプが稼働する様子が公開された。竹原市の大王地区では2018年7月、2021年7月の豪雨で本川の水位が上昇して雨水を排水できなくなりポンプを稼働させたものの水があふれて住宅が浸水する被害がでた。新たなポンプ場では雨水を貯める水槽の水が一定の水位に達すると2つのポンプが順番に稼働し1分間で84立方メートルを排水できるという。
庄原市西条町では夏でも涼しい気候を生かし10戸ほどの農家が特産の青ネギの栽培に取り組んでいる。青ネギは約50年前比婆山山麓で目撃された謎の類人猿「ヒバゴン」にちなんで「ヒバゴンネギ」というブランド名で出荷されている。4月下旬から始まった収穫が最盛期を迎えている。ヒバゴンネギの収穫は年内いっぱい続き県内の市場に出荷される。
気象台によると四国付近に停滞する梅雨前線の影響で県内では断続的に雨が降っている。きょうはいったん雨が弱まるもののあすから再び前線の活動が活発になる見込み。このため大気の状態が不安定になり南予中心に局地的に雷を伴い1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがある。前線の活動が予想より活発な場合は警報級の大雨になる可能性。これまでに降った雨ですでに地盤が緩んでいるところもあり土砂災害に注意が必要。
ことし3月に大規模な山林火災が起こった今治市では斜面に積もった灰などの影響で雨水が地面に染み込みづらくなり土砂災害のリスクが高まっている。このため市では雨の日を中心に現場周辺の見回りを行っている。職員は斜面の谷筋に集まった雨水の流れを確認して動画や写真を撮ったり、排水用の水路に灰や落ち葉が詰まっていないか確認したりしていた。
立浪部屋には横綱豊昇龍や大村市出身の上戸と多良浪が所属していてきょうから大村市で合宿を始めた。力士は市内にある富松神社の土俵で午前7時から朝稽古にとりくみ、その様子は一般にも公開された。稽古はあすと16日は富松神社、15日は松原八幡神社で行われる。
長崎県から今年の高校生平和大使に選ばれたのは長崎日本大学高校2年韓国籍イェ・ソジさん、長崎南山高校2年被爆3世高田健士郎さんの二人。二人はことし4月に行われた県内の選考会で24人の応募者の中から選ばれ、きのう会見を行った。二人は今月15日に広島市で行われる結団式に参加する他、9月にはスイスのジュネーヴにある国連ヨーロッパ本部に訪れ、核兵器廃絶を求める署名を提出する予定だという。
選挙の仕組みを見学ぶ出前授業は北九州市選挙管理委員会が八幡東区の枝光小学校で行い、6年生約30人が参加した。はじめに選挙管理委員会の担当者が「選挙は自分に代わって意見を社会に反映してくれる人を選ぶ役割があること」「18歳になると投票権を得ること」などを説明した。その後、給食大臣を選ぶ架空の選挙が行われ、児童たちは事前に撮影された候補者たちの演説を聞いて実際の選挙で使う投票用紙に候補者の名前を書いて一票を投じたり、開票作業を体験したりした。北九州市選挙管理委員会によると今年1月の市議会議員選挙では20代の投票率が23.36％と最も低く、若い世代への啓発の取り組みがさらに重要性を増してきているという。
福岡市中央区の圓應寺がある簀子地区は、昭和20年6月19日の福岡大空襲で176人が死亡するなど、被害が大きかった地域の1つで、毎年慰霊祭が行われている。昭和40年の市などの調査で確認された105人の犠牲者の名簿がおととし作成され、境内にある地蔵の前の石櫃に納められている。この名簿を湿気などから守るための風通しがきょうから行われている。名簿は石櫃から取り出されると、地蔵の前で「三方（さんぼう）」という台に供えられ、風が当たるように置かれた。圓應寺はあさって行われる予定の慰霊祭が行われるまで名簿を地蔵に供えながら風通しをすることにしている。
NHKのニュースサイトから特集記事「海に沈む30万の遺骨も…収容は1％戦後80年の現実」という記事を紹介。しばしに住む吉田進さん（83）は父親を太平洋戦争でなくし今も遺骨を探し続けている。父・武雄さんは民間の商船会社で働いていたが招集をうけ旧海軍で船長をつとめることとなった。終戦間際の1945年、米軍の攻撃をうけ犠牲となった。遺骨は海に沈んでいるとみられ、見つかっていない。戦後80年の今年、武雄さんが乗っていたとみられる「燕」の最期の姿を捉えた映像が新たに見つかった。吉田さんは父親の最期とみられる映像を目にし、父を慰霊するためにもせめて遺骨は国の責任で調査してほしいと声をつまらせた。しかし海没遺骨の収集は進まず、第二次世界大戦で沈没した船はあわせて3260隻にのぼり、30万を超える人が犠牲となったが遺骨が収容されたのはおよそ4700人分と全体の1％程度となっている。記事では遺族や専門家の話を詳しく伝えている。
能登半島地震と豪雨で大きな被害をうけた輪島市の観光名所・白米の千枚田できょうからボランティアも参加し250枚ほどの田んぼの草取りが始まった。ことしから完全無農薬栽培に切り替えたことで田んぼに雑草が多くなり取り除く作業が追いつかないため今回初めてボランティアを募集。ようは県内外から8人のボランティアが参加しコツを教わりながら草を取り除いていた。草取りはあす・あさっても実施される。
岩手・宮城内陸地震からあすで17年になるのを前に震源に近い一関市の小学校で大地震を想定し当時の地震発生時刻の午前8時43分に震度6弱の地震が発生した想定で避難訓練が行われた。岩手・宮城内陸地震では奥州と宮城・栗原で最大震度6強を観測。大規模な土砂災害などにより17人が死亡し今も6人の行方がわからないままとなっている。
大阪・関西万博の会場で行われた新居浜太鼓祭り。約3トンの太鼓台を担いで披露する演技は計3回。交代する要因を含めて普段の祭りの約2倍にあたる850人ほどが全国から集まった。最大の見せ場は「寄せ太鼓」と呼ばれる演技。県外から初めて参加する人もいる中で、演技は成功するのか。先月、新居浜市で行われた合同練習。「寄せ太鼓」の演技の指揮をとる守谷貴裕さんは祖父と父親も祭りが好きで、子供の頃から太鼓祭りに親しんできた。この日は太鼓台の棒に見立てた竹で「寄せ太鼓」の練習をした。守谷さんが担ぎ手の動きを見て、担ぎ上げる指示を出す。別の日には経験者やベテランにも演技を見てもらった。守谷さんを鼓舞するように激しいげきも飛んだ。迎えた本番、次々と演技を披露していく。最大の見せ場「寄せ太鼓」。息を合わせた演技で、世界各国から集まった観客を魅了し、新居浜太鼓祭りの新たな歴史が刻まれた。今年の新居浜太鼓祭りは10月16日から3日間の日程で行われる予定。
産地の厚沢部町の「さぶ」と森町の「り」を合わせて名付けられた「さぶりメロン」。糖度15度以上、重さ1.9キロ以上のものを厳選している。今日は函館市青果物地方卸売市場で「さぶりメロン」の今年始めての競りが行われた。2玉入りの4箱あわせて8玉が取り引きされ、最も高いもので10万円の値がついた。新函館農業協同組合によると、ことしは4月下旬に例年より気温の低い日が続いたことから、生育が1週間ほど遅れているという。「さぶりメロン」の出荷は10月頃まで続き、函館市内のスーパーや百貨店などで販売される。
毎年この時期に小樽市の酒蔵が開いている催し。冷やした甘酒をはじめ、甘酒を使ったお菓子など19種類の商品が集められた。また特設コーナーでは、甘酒をシロップにして味わうかき氷や、甘酒を加えて冷やして固めたプリンなどが販売されていた。パイナップル味やみかん味などの甘酒は果汁が入っていて、スッキリとした甘さ。今回用意された商品はすべてノンアルコールで、子どもでも楽しめるという。この催しは来月末まで開かれている。
奄美大島と加計呂麻島の間にある大島海峡の深さ29mの海底で確認された直径2mほどのミステリーサークル。奄美海洋生物研究会・興克樹会長が今月上旬に撮影。この模様を作ったのは奄美大島近海に生息し11年前に新種に登録されたアマミホシゾラフグ。アマミホシゾラフグは卵を育てるためにオスが胸びれと尾びれで1週間ほどかけ海底にミステリーサークルをつくる習性があり、放射状の模様には産卵の時期をむかえたメスをひきつけるとともに潮の流れから卵を守る効果があると言われている。映像では神秘的な模様にひきよせられたメスがオスと体をこすりあわせて産卵を行う様子も捉えられている。産卵環境を守るため今年から地元事業者がミステリーサークルの見物目的のダイビングは1日1組に限定、水中ライトを使わないことなど独自のルールを定めている。繁殖は来月まで行われる。
パッションフルーツは南米原産のフルーツ。奄美大島の瀬戸内町では県内有数の産地で平成8年から皇室に献上。先月中旬ごろから収穫が始まり武富光則さんの農業ハウスでは収穫祭が行われた。実が完熟すると自然に枝から落ちてしまうため根本は洗濯バサミで止めている。きょうは試食も行われ、集まった生産者らは爽やかな香りと甘酸っぱい果肉の味わいを楽しんだ。今年は花がつく2～3月にかけて気温が低い日が続き収穫時期が遅れたが去年より約4トン多い38トンほどの収穫を見込む。奄美大島でのパッションフルーツの収穫は来月下旬まで行われ全国各地に出荷される。
滋賀・長浜市の博物館で、好きな戦国武将などを投票してもらい、選ばれた人物にゆかりのある収蔵品を紹介する企画展が今年8月から開催されることになり、きのうから投票が始まった。大河ドラマ 豊臣兄弟！放送前に長浜をアピールしようと企画された。坂口泰章学芸員は「企画展はじめ長浜に足を運んでほしい」などと話す。
総務省によると吉備中央町は返礼品としていたコメについて生産者に買い取り費用などに加え出荷量に応じた奨励金を交付していたとして返礼品の調達費用は寄付額の3割以内とする基準に違反したという。長野県須坂市は返礼品は地場産品とする基準などに違反したという。総務省は2つの自治体からの聞き取りなどの結果、こうした事実が確認されたとして今月17日付でふるさと納税の対象自治体としての指定を取り消すことを決めた。対象自治体の取り消しは今回が4例目と5例目。
美作市で田植え体験。集まったのは美作第一小学校の2年生と5年生の児童71人。米づくりの大変さについて理解を深めようと毎年行っている。こどもたちは地域の人たちから「あきたこまち」の苗の束を受け取った。泥の中に足を入れると田んぼの真ん中で向かい合い2つの列を作った。教諭の合図に合わせ後ろ向きに進みながら手に持った苗を植えた子どもたちは一度に4本～5本の苗を目印に合わせ丁寧に植えて約1時間で田植えを終えていた。今回植えた苗は順調に育てば9月初めごろに収穫時期を迎え子どもたち自身で刈り取る予定。