パッションフルーツは南米原産のフルーツ。奄美大島の瀬戸内町では県内有数の産地で平成8年から皇室に献上。先月中旬ごろから収穫が始まり武富光則さんの農業ハウスでは収穫祭が行われた。実が完熟すると自然に枝から落ちてしまうため根本は洗濯バサミで止めている。きょうは試食も行われ、集まった生産者らは爽やかな香りと甘酸っぱい果肉の味わいを楽しんだ。今年は花がつく2~3月にかけて気温が低い日が続き収穫時期が遅れたが去年より約4トン多い38トンほどの収穫を見込む。奄美大島でのパッションフルーツの収穫は来月下旬まで行われ全国各地に出荷される。