国際オリンピック委員会(IOC)・トーマスバッハ会長の後任を決める選挙が行われ、今日未明に選出された。日本時間午前0時半ごろIOC会長選挙でジンバブエ出身・カースティコベントリー氏が選出された。女性では初、アフリカ出身としても初めての会長となる。コベントリー氏は「信じられない瞬間。大変な名誉。この組織を基本理念と誇りとともに率いていくつもり」と語った。コベントリー氏は、競泳選手として五輪に5大会連続で出場し、2004年のアテネ五輪、2008年の北京五輪では背泳ぎで金メダルを獲得。コベントリー氏はIOC委員による投票で1回目で有効票の過半数となる49票を得た。コベントリー氏について元JOC(日本オリンピック委員会)参事で、五輪アナリスト・春日良一氏は「IOC109人の中の48人が女性。IOCは男女平等、ジェンダーイクオリティに熱心に取り組んできた。女性がIOCのトップになることは画期的なこととして世の中に示すことができる」と述べた。
次期会長選挙を前に19日にはIOC(国際オリンピック委員会)総会にてトーマスバッハ会長が任期満了後終身名誉会長に就任することが決定した。今後、バッハ氏と次期会長・カースティコベントリー氏の関係はどのようになるのか。五輪アナリスト・春日良一氏は「IOC周辺では、コベントリーさんは、バッハ会長のすごく期待している若手という感じで、バッハ会長自身もサポートすることは評判になっていた。相談はできる。うがった見方をするとバッハの息はずっとかかるのかなと」と語った。
次期会長選挙を前に19日にはIOC(国際オリンピック委員会)総会にてトーマスバッハ会長が任期満了後終身名誉会長に就任することが決定した。今後、バッハ氏と次期会長・カースティコベントリー氏の関係はどのようになるのか。五輪アナリスト・春日良一氏は「IOC周辺では、コベントリーさんは、バッハ会長のすごく期待している若手という感じで、バッハ会長自身もサポートすることは評判になっていた。相談はできる。うがった見方をするとバッハの息はずっとかかるのかなと」と語った。