環境省は、今年4~9月までのクマの出没件数が2万件を超え、2023年度同時期の約1.6倍“過去最多”を上回るペースで増加していると発表した。北海道のヒグマは出没数が非公表のため、本州などのツキノワグマだけで2万件超とのこと。小泉防衛大臣は、あすにも自衛隊の部隊が秋田県で活動を開始するときょう発表した。これは、秋田県知事からの要望を受けてのもの。具体的に想定される活動は、箱ワナの運搬支援などを行う予定でクマの銃撃や武器を持ち歩くことは想定せず。また、警察庁では警察官がライフル銃を使ってクマの駆除を行うことを検討している。警察庁はきょう・あす秋田県と岩手県に担当幹部を派遣して準備を進めている。また、人里に降りてくるクマの約7割は“柿目当て”。クマ出没時の「誘引物」を、できる限り伐採・片付けなどすることもクマ対策になるとのこと。
