ロシアと国境を接する国が多い北欧やバルト三国などの首脳会議が行われた。米国のトランプ次期大統領がNATO(北大西洋条約機構)の在り方を見直すとしていることも踏まえ、ヨーロッパ各国が結束を強めることでロシアに対抗していく重要性を強調した。北欧の5か国とバルト三国の首脳がヨーロッパの安全保障について話し合う北欧バルトサミット。今回はポーランドも招いて行われた。共同声明で「ロシアはわれわれの安全保障に対する最も重大で直接的な脅威であり続ける」としてロシアと戦うウクライナの防衛産業などへの支援を強めるとしている。また、「大西洋を越えた絆は不可欠だ」として米国との連携強化の必要性を強調している。ただ、米国のトランプ次期大統領はNATOへのヨーロッパ側の貢献が少ないと批判し、在り方を見直すとしているうえウクライナ支援の継続にも消極的な姿勢を見せてきた。ポーランドのトゥスク首相のコメント。ヨーロッパ各国が結束を強めることでロシアに対抗していく重要性を強調した。
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