熊本地震が起きた7月28日、八代白百合学園高校・写真部の3人は写真甲子園に出場するため北海道東川町にいた。地震の発生を知ったのは開会式の直後だった。予選に応募した作品の被写体となってくれた地元・八代市の人たちへの恩返しは大会で頑張ることだと心に決めた。笑顔で被写体となってくれた東川町の人たちに励まされ、大会では優秀賞に輝いた。地震から1か月後に部活動が再開。真っ先に訪ねたのは八代市の郊外にある日奈久温泉。地震前に撮影の練習に協力してくれた旅館は建物が大きく壊れて休館していた。大会期間中にホームステイを受け入れてくれた東川町のホストファミリーから手紙が届いた。3人は前向きに頑張る姿を写真に収めていきたいと語った。大好きな故郷を撮り続けることが復興への力になると信じている。
