3・4時間目はせりなさんが最も恐れていた酪農の授業。動物が苦手というせりなさんにはかなりハードルが高い。フンの掃除と藁を入れ替えた。子牛の散歩やブラッシング、搾乳を体験した。その日の夜はご近所さんとバーベキュー、どんどん北海道に馴染んでいく。
せりなさんはこの日は学校が休みのため、野原家の農作業をお手伝い。農機で掘り起こしたジャガイモを仕分けた。北海道では春夏秋は農業・冬は除雪やカニ工場など短期バイトで凌ぐ人が多い。
まおさんの東京生活2日目。まおさんは東京には野生動物がいないと話した。冬の室温が低くなる北海道では温かい環境を好むゴキブリを家庭で目にする機会が少ない。学校の進路指導ではウェディングプランナーになりたいと話した。ギャルの積極性に感化され一歩前進。インターンシップに参加し、ウェディングプランナーに実際の仕事を教えてもらった。渋谷女子インターナショナルスクールの文化祭は生徒の自主性を尊重しほぼ全生徒がステージに立つ。ファッションショーでモデルをすることを学校側から提案され、まおさんは悩んでいた。