羊蹄山の麓で森林を伐採して行われていた無許可での大規模開発疑惑。番組が実際に現場を訪れると、約2年前には一面に木々が生い茂っていた森林が切り開かれ、開発が進められていた。ゲート横の看板には2階建ての住宅を建設すると書かれ、建築主として外国人とみられる名前が記されていた。少なくとも1年以上前から行われていたという大規模開発。北海道によると、森林伐採の規模が事前に許可が必要となる1ha以上に及ぶため「森林法違反」の状態とのこと。今月4日、北海道は現地の立ち入り調査を行い伐採作業の中止を勧告した。さらに建築中の建物については一旦「建築確認申請」が認められたものの、提出された図面と実際の建物に異なる部分があったため、再度工事の中止が言い渡された。こうした事態に北海道は「復旧工事計画書」の提出を求めている。