岡山県のポツンと一軒家を訪ね、主の良次さん夫婦に話を聞いた。長男一家との3世代5人で暮らしていた。良次さんの父が養子に来た家で、元の養父が亡くなったあと養母が再婚した。良次さんは6人兄弟の末っ子で、家は米農家と牛の繁殖をしていた。現在米農家は廃業し、野菜と果物を栽培している。良次さんは中学卒業後に鞄工場に就職したが2年で退職。跡取りだった長男が早逝したため18歳で家に戻り、稲作と兼業で建設業に従事した。20歳で妻・とし子さんとお見合い結婚した。鳥取・智頭町出身のとし子さんは、中学卒業後に集団就職で紡績会社に就職。すぐに帰郷し、電子機器工場で勤務している時に縁談の話があった。長男の昌良さんは中学まで地元の学校に通い、レスリングの特待生で倉敷市の高校に進学した。中3までは柔道をしていたが、高校のレスリング部からスカウトされた。卒業後は1年だけ箪笥屋で働いたあと陸上自衛隊に入隊。北海道の普通科連隊に11年所属し、東日本大震災にも派遣された。その後米子駐屯地に転属し、現在は56歳で定年退職。50歳で18歳下のはとこの美幸さんと結婚した。
