7年前ぶりの北朝鮮訪問で大歓迎を受けた中国の習近平国家主席は、先程北京に戻った。熱烈な歓迎の裏で金総書記との関係には変化があった。まず向かったのは金日成広場。両国首脳の肖像がが飾られ、21発の礼砲が鳴り響いた後、中国や北朝鮮の旗を手に飛び跳ねる子どもたちが待ち受けていた。中国が先月北京で行われた米中首脳会談で受けた歓迎と同様の歓迎だった。迎賓館では、両首脳の間を真っ赤なバラが埋め尽くしていた。朝鮮中央テレビはバラが常に入り込むように映像を紹介し、「歴史的な会談」と報道した。晩餐会会場の木欄館では常に両首脳の友好ぶりを報じていた。午後9時ごろから平壌体育館で行われた歓迎公演では、歌と踊りのショーなどが展開された。鴨下ひろみ教授は、「金総書記が権力基盤を固めて海外でのロシアとの友好関係も含めて中国と対等の立場で話し合う。そういった力をつけてきたんだという新しい中朝関係をアピールする場になっていた」と指摘する。朝鮮半島の非核化については今回触れなかった。
