太平洋戦争末期に海に沈んだ戦闘機「紫電改」がきのう、81年ぶりに引き揚げられた。1945年4月、林喜重大尉が搭乗していた「紫電改」は米軍の「Bー29」と交戦ののち、鹿児島県阿久根市沖に不時着水した。直後に終戦を迎え、「紫電改」はその後、海底で80年を超える眠りにつく。「紫電改」があった場所は沖合数百メートルの地点。戦争を風化させず、形として後世へ語り継ぐために。紫電改・林大尉機を引き揚げる会・肥本英輔代表が「きれいな姿で残っていたのが本当にうれしくて、それだけ」などとコメントした。「紫電改」は今後、機体を修復したうえで展示を目指すという。
