スタジオには長年患者の安全確保に携わってきた長尾能雅さんを紹介。医療事故調査制度について遺族や第三者機関から働きかける仕組みはあるが実際に調査対象になるのは数件程度で去年は2件のみだという。長尾さんは制度発足時には5年ごとに見直すとされていたが大きな変更はされず今に至る。調査判断は病院側が決めるがその調査には労力などが必要という病院側の声もあり、長尾さんは制度の問題と言うよりも運用に問題があり、医療事故の定義の難しさなど解釈にばらつきが生まれやすい制度となっているなど話した。また調査対象は死亡事例のみで予期せぬ事故があっても一命をとりとめた場合は対象外となる。